2024.10.20 posted

東洋医学の基本は「肺経を診る」｜天空洞の「ちょっと氣になる話」221

氣になる話

こんにちは

天空洞のちょっと氣になる話。前回は高千穂峡からお送りしました！

まあ、高千穂に行ったのは熊本で学会があって、そちらがメインだったんですが笑。久々に頭パンパンになるくらい学びましたよね。私、帰りに本1冊読み切っちゃいましたから笑

そうそう笑。そんなわけで学びがたくさんありましたので、またさらに学んでいこうということで…。今回も早速、古典も紐解きながら考えていけたらいいかなと思っております

その1つとして今日お話しす、るのが、東洋医学の治療の時には必ず「舌」と「脈」を診るということです

そうそう。「四診合参」というのがあるのですが…

切診の1つが「脈診」なんですが、脈で何をするのかっていうところじゃないですか？

そうね笑。「脈自体を診る」わけです

うんうん

あとは何があるかしら

脈を診て、これから病が進んでいくのか、治っていくのかもわかります

脈と比例してきますもんね。では、脈はどこで診ますか？

親指の下のところを指3本で診る、というのが東洋医学の脈の見方の特徴的なところです。なぜ手首の脈を診るのかというと…

氣の通り道としてね

で、経絡は肺から始まって、肺→大腸→胃→脾→心→小腸→膀胱→腎→心包→三焦→胆→肝→肺と、一周するわけです

肺経は、体の表面だけでなく「流注」と言って体内も通っているんだけど、その中で胃を通ってまた上がってきて肺に入るんだけど。そこで「胃を通る」といのが、たぶんミソなんだよね

そこで「氣血生化の源＝脾胃」と言われるように、食べ物を食べると氣血が作られるわけですよ

だからまず肺の経絡が通る手首を診るわけですね

というわけで、今日はまず「脈を診る」というところから皆さんもやって見てはいかがでしょうか？　「全然わかりません」っていうところも含めて、脈を触ってみたり、舌を診てみたりというのがいいんじゃないでしょうか

ありがとうございました～