2021.6.20 posted

「標」と「本」｜天空洞の「ちょっと氣になる話」52

氣になる話

こんにちは～

…ほんと？笑

やっぱり簡単に言いたいよね。難しいことを、簡単に。簡単なことを、わかりやすく

うん、そうやって言ってみたいな～

あのさ、学生時代に受けた「ピン先生」の授業、最高だったよね。熱くて、面白くて、しびれたね。そこで僕は好きになっちゃったからね～

ピン先生…兵頭明（ひょうどうあきら）先生、ありがとうございます！

最高です！！笑

えっと…【標本（ひょうほん）】だね

病の根本・本質が「本」で、本質によって症状が現れているのが「標」というように考えます

そうそう。漢方や鍼灸は、痛いところに鍼を打つだけではなく、ちゃんと原因を見極めてから治療をする。だから痛いところに鍼を刺さないことも多いよね

漢方もそういう感じじゃないかな。底上げしていかなきゃいけないところもあるし

ただやっぱりさ、急変した症状や急に起きた症状には、そこにパシッと決めないと治癒にはいかないでしょ？　だからその辺を使い分けたりしているよね

「ぎっくり腰です」って言われているのに、「あなたは腎が悪いんです」と言って腎の治療をしていても、ぎっくり腰が治らないこともあるじゃない？

痛いところには鍼を打たずに離れたところに打って、ポンっと通るとカッコいいよね～笑。辛い思いをさせないで、楽になってもらえるのは嬉しいよね

それが好きな人もいるけどね

本質をちゃんと見極めましょう！

いや～ほんと、ほんと！　治療だけじゃないよ。たとえば家族関係とか、世の中の流れとかも、全部同じじゃないかな

本質をちゃんと考えないと。表面にあることだけで踊らされてたらダメだよ

お母さんのご機嫌をとっているだけじゃ、ダメ！　みたいな笑

いつもありがとう～最高だよ～！！笑

ありがとうございました～