2020.7.5 posted

ちょっと体にいい話②「陰陽について」

体にいい話 氣になる話

こんにちは！天空洞のちょっと体にいい話、うだうだ中医学をお送りしたいと思います

今日のお題は？

陰陽論は、東洋医学とか東洋思想には欠かせない原理原則ですね

物事を相対的に考える、中国の思想・哲学です。ここをベースに置くと、生きていくのが楽なんじゃないかと

まず陰陽論は、陰と陽と２つにわけていくんですけど、何を分けるかと言うと、性質の違いですね。白と黒、みたいな単純な二元論ではなくて、性質を考えて分けていく

男性が陽、女性が陰ですね。で、よく勘違いされちゃうのが、「陰はよくない」ってわけじゃないんです

あ、そっち行っちゃう？笑

まあ、とにかく「陰＝悪い」という考えで見ないほうがいいよね、ということ

月があって太陽がある、とかね。太陽が陽で月が陰だけど、月がわるいものなわけじゃないし

あと親子もそうね。それでいうとちょっと変わってくるのは、男女でいうと私は陰だけど、親子でいうと、うちは子供は男の子たちだけど

母親であっても陽に立つし、男の子であっても子供は陰に立つ。っていうように、性質でわけていくので、陰陽論は平面ではなく立体的に理解する必要がある

なので、日常の出来事も陰陽論で考えるとね

うん

朝と夜とかね

あと時間軸もあるね。季節とかもあるし。夏は陽で冬は陰だね

ね。そういうふうに見ていくと、深く、立体的に考えられるね。だから私たちは患者さんへのアドバイスも、必ず陰陽論でね

体の使い方もね、上半身のほうが筋肉はつきやすいけど、東洋的には下半身をドッシリして、上半身をしなやかに、軽やかに使える体のほうがいいんだよね

うん。バランスだよね。増えすぎるのも足りないのもよくないっていう。あとは太極図の真ん中のくねっている線が、いわゆる中庸なんだけど

ね。まっすぐで「白か黒か！」みたいなことじゃなく、やっぱりあの曲線がね

そういうのも陰陽論の気持ちよさだね

あとは「中庸でいるには！」みたいな考えかえたもあるけど、中庸でとどまってるのも違うんだよね

一日の中でも陰陽の時間があるわけで、常に動いている、常にバランスをとっている、それが陰陽だね。おいおいこれについては語っていきたいね

大好きな分野だもんね笑

じゃあそれを楽しみにしてもらいながら、今回はこのへんで。ありがとうございました。