福岡豊永(とにい)と福岡ミキがお送りするYOUTUBEコンテンツ「天空洞のちょっと氣になる話」。神奈川県葉山町でゆるっとのんびり中医学を実践している天空洞から、毎日がちょっと楽しくなるお話を週1回お届けしています。
こんにちは
こんにちは
天空洞のちょっと氣になる話。今日は『脈診』についてです
以前も「肺経で新鮮な氣血を触っているんですよ」というようなお話をしましたね
そうそう。指3本で診るんですよってお伝えしました
指3本で診るのも、いろいろな診方があるんですけれど。ポピュラーなのは『六部定位(ろくぶじょうい)』。3本の指に、それぞれ「寸・関・尺(すん・かん・しゃく)」を当てはめて診るんです
左右で氣血や五臓の状態を診ていくんだけど、古い書物に書かれているのはまたちょっと違うんだよね?
そうそう。古典では「寸口(すんこう)」と「尺中(尺中)」の2つで診るって書いてあるんだよ。つまり「寸・関・尺」とあるうちの「関」を境にして、上と下の2つに分けると
指3本分を上下2つに分けた診方ってことですね
そうすると親指側が「陽」で、肘側が「陰」になって、「陰陽を診る」ことになるんですよ
六部定位で五臓や全体の氣血の流れを診ますけど、陰陽についても脈で診れるということね
そうそう。面白いよね〜。ちなみに「寸口」と「尺中」って言うけど、「尺骨(手首から肘までの骨)」の長さは「1尺2寸」って言われていて。で、1尺って10寸なんだけど、両手を並べた長さが10寸。しかもその長さと、片手の「親指〜小指」を広げた長さが同じになるの!
そうそう。自分の手で自分の体の大きさを測れるちゃうんだよね。同じ「10寸」でも、人によって客観的な長さが変わってくるんです
うん。だから体が大きい人とかだと「この人の指3本分は、僕の4本分と同じくらいだかな〜」って比べたりするもんね笑
やるよね〜笑。でもそういう感覚って大事だよね「指3本分」っていっても「その人の指3本分」とか、「肘の半分の場所」「全体の3分の1にあるところ」みたいな診方をしています
全体を診る=大きく診ることも大事だし…
そういった小さいところも、自分の感覚と一緒に育てていくことが、東洋医学的にも大事にしてほしいところではありますね。今回は以上です。ありがとうございました〜
ありがとうございました〜
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